藤本すすむブログ「100万回生きたねこ」

国立はっぽんライブ  歌い納め

 

 今年の歌い納め 国立はっぽん「歌を歩く Vol.78」

 

 16日に三鷹でライブを行った翌日の昼、マンションのイベント「元気ク

   ラブ・誕生日会」で「夕焼け空のシルエット」を歌い、夕方の管理組合

 理事会の忘年会で、それと「羽衣橋」を歌った。

 

 マンション管理組合の歌「夕やけ空のシルエット」は、すこぶる身近で

 日常的な歌。最後のフレーズは、

    

    夕焼け空のシルエット 遠くの山並見ながら

    ここが終の住処に なるのかも知れない ♪

 

 「羽衣橋」は戦中戦後の立川、羽衣町の歴史と羽衣ねぶたをテーマとし

 た歌。

 

   時の流れの橋のたもと ささやかな幸せ生きている

   辛いことも悲しいことも 笑顔で乗り越えて ♪

 

 19日国立はっぽんライブが今年の歌い納め。

 コーカサスの旅、台風の日の青梅宗建寺コンサート、雪を見ながらの三

 条伝七茶屋ふるさとライブ、ステージに折り紙などの飾り付けをして迎

 えてもらった慰問ライブ、ヴァイオリンを弾きながらコーラスもする

 みほこんとのジョイントライブ・・・

 この秋のいろいろな思い出を語りながらのライブ。

 

 久々にハーモニカを吹き、弾き語りで「風に吹かれて」

 

   どれだけ耳を澄ましたら 泣き声が聞こえるの

   どれだけ怖い思いをしたら 原発はなくなるの

   どれだけ殺しあったなら 平和な世界になるの

   その答えは いつだって 風に吹かれてる

                       藤本訳詩

                       

 来年はまた初心に帰って、歌を創り、歌おうと思う。

 そんな思いも込め、1番と2番の歌詞を書き換え「市民卓球

 大会」を。

 

  勝負はこれから、力を抜いて強気で責めるんだ

  「スマッシュ!」

            「市民卓球大会」藤本

 

 最後の曲は「オリオンの夢」

 アンコールに「ケセラ」をイタリア語をまじえて。

 

  神々のあやまちは 物語に綴られ

  この地上を星座になり 照らしている

  悲しみは隣人 すれ違う流れ星

  喜びは隣人 あなたが居る

 

   もっと 遠くへ行けたなら

   もっと 深い命を生きられたなら

 

  凍てつく夜空に オリオンの夢

 

           「オリオンの夢」藤本

| - | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0)
三鷹・記憶の岸辺カフェ  〜さよならライブ〜

 

 三鷹の「記憶の岸辺カフェ」が1年足らずで、閉店となる。

 

 11月の新潟ふるさとライブ、12月のコタンジョイントライブで共演した

 ヴァイオリン弾き語り・みほこんの知り合いの店で、地下が練習スタジオ

 になっているので、何回か利用させてもらった。

 生声、生ヴァイオリンの音がとても心地よく響く空間だった。

 

 閉店の知らせを聞いて、マスターのためにみほこんが急遽ライブを企画し

 た。クリスマスも兼ね、店内は飾りつけされ和やかな雰囲気。

 

 私は少し変わった試みをした。ライブに来てくれたNちゃんのトルコに住む

 友達に、スマホのテレビ電話でライブを実況生中継。トルコとの時差は6時

 間なので、事前に歌う時間を知らせ、トルコ関係の歌を2曲。

 

 1曲は、トルコの詩人ナーズム・ヒクメットの詩「死んだ女の子」。

 次いでトルコの国民に愛唱されている「Memleketim(故郷)」の1・2番

 をトルコ語で歌った。この歌はトルコの旅で覚えた私の愛唱歌でもあり、

 ライブでは頻繁に歌っている。自分の訳詩は3ヴァージョンあり、「ごぜの

 歌」になったり「盲目のヴァイオリン弾き」になったり、最近は「詠み人知

 らず」というタイトルで、4番は「いろは歌」を歌っている。

 

 トルコで歌われている詩はこんな素敵な詩

 

    故郷の空気や水 石や土のために

    一人の友人のために 千人の命が注がれる

    隅々は私の天国 心が痛むほど美しい

    かけがえのない 私の故郷

 

    伝説の主人公メジュヌンやレイラは 尊い物語だ

    友人の道を探すなら メブラーナの道を歩くのだ

    生まれ変わったように 海のように流れてゆく

    かけがえのない 私の故郷

 

    勇気を持った苦労人 民謡を歌う羊飼い

    金持ちも貧乏人も みんなが愛している

    私は人生を楽しみ続ける 後は神様に従うだけ

    かけがえのない 私の故郷

                  (訳詩:フィリズさん、藤本)   

 

 遠く離れたトルコで、彼はステージの私の歌に合わせて、一緒に歌っていた

 という。    

 

 また、04年の三条水害のとき、ボランティアに駆けつけてくれたという午後

 の部で歌った青木ケンさんとの出会いなどもあり、遅くまで打ち上げが続い

 た。まだまだ若いマスターに、これからも是非頑張っていただきたいと心か

 ら思う。

 

  人の世の不条理に 嘆き悲しむときには

  諦めることが ひとつの救いさ

  すべては移り変わり 終わりのときが来るけど

  新しい世界に 出会えるということ

 

  あるがままに受け入れて 任せて

  口ずさむ歌が ひとつあればいい

                    (藤本訳詩「Let It Be」)

 

| - | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0)
ライブのお知らせ 12/22 国立はっぽん 2/4 新春チャペルコンサート 

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ライブのお知らせ 12/16(土) 三鷹・記憶の岸辺カフェ

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12/2 コタンライブ 〜平和を紡ぐ歌〜

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