藤本すすむブログ「100万回生きたねこ」

国立はっぽんライブ  歌を歩く Vol.73 再会

 

 どれだけ耳を澄ましたら 泣き声が聞こえるの

 どれだけ怖い思いをしたら 原発はなくなるの

 どれだけ殺しあったなら 平和な世界になるの

 その答えはいつだって 風に吹かれている

                    (By S.Fujimoto)

 

  ノーベル文学賞のボブ・ディランが話題になり、ディランの代

表曲「風に吹かれて」がテレビから流れている。

 そのころ一世風靡したフォークソングの中でも、吉田拓郎さんや

友部正人さんが私は好きだったが、彼らからボブ・ディランの名を

教わり、ディランの歌に耳を傾けた。

 英語の歌は、歌詞の意味ががわからないのでその頃はほとんど聞

かなかったが、ギター一本で、ハーモニカホルダーを首に付け歌う

姿には憧れた。

 

 ディランのように、詩を歌うことを目指してやってきたし、これ

からもそうありたいと思う。「歌は詩で撃て」

 

 高校の卒業写真の中の、クラスの寄せ書きに、私は「今日も風に

吹かれたい」と書いていた。

 

 今日のはっぽんライブに、わざわざ静岡から大学時代の友人M君

が夫婦で見えた。約35年ぶりの再会。酒を飲んだりマージャンをし

たりの付きあいで、横浜上大岡の僕のアパート「気楽荘」にもよく

遊びに来てくれた。ライブ終了後、立川に移動し、再会に乾杯。

彼の目元の優しげなところが変わっていなかった。

 

 ライブでどうしても聴きたかったと、「越後望郷」をアンコールし

てくれたのは、少し以外だったが嬉しかった。「これから、藤本ライ

ブの追っかけをするよ」と。また、一緒に風に吹かれるかい。

| - | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0)
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