藤本すすむブログ「100万回生きたねこ」

6月6日(月) 新潟日報に




 奇しくも、本日の朝日新聞・文化文芸欄に良寛についての記事が
大きく掲載されていた。

 ・・・・
 また、編集者の松岡正剛さんは、「あるとき五木寛之さんが言った
ことだが、良寛に出会わなくて、どうして無事に晩年を過ごせる日本
の知識人がいますかねと、確かに言いたくなるくらいなのだ」と書く。
 ・・・・
 この世に暮らす以上、何のしがらみにもとらわれずに生きることは
難しい。だからこそ、無我・無私に、自然に生きようとした「良寛さ
ん」に私たちは憧れるのだろう。
                          (記事引用)
 
| - | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0)
MY CD 「せめて一日」 92歳の作詞者

                  (昨年の訪問時の写真)

 6月の新潟ライブツアーの最後の日に、三条市西四日町のディ
サービスセンターを訪ね歌う予定である。

 こちらに通所しているNさんは作詞をされている方で、3年ほ
ど前に知人の知人を通して作曲を依頼された。
 演歌調の歌詞が多く、最初に依頼された「本路小路エレジー」
については「さざんかの宿」のような感じでお願いしますという
要望であった。

 要望のような曲にはならなかっただろうが、演歌調の曲にまと
めあげ、なんとかお届けすることが出来、喜んでいただいた。

 自分の詞が歌になったのがとても嬉しかったのだろう。1曲目
の完成後、新作も含めて、20編くらいの歌詞が送られてきた。
 紹介されたときは介護施設に入所していたのだが、お元気にな
りご自宅に戻り、週2回のディサービスセンターへの通所となった
ということである。歌を書く喜びが、健康につながったのだとい
う。Nさんは今年92歳である。

 その後「五十嵐川無情」「老人ホーム」という歌詞にも曲をつ
けCDにして送って差しあげた。、今回第4作目となる「せめて
一日」が自宅録音で完成。

    ・・・
    せめて一日 せめても一日
    笑顔で居たい ディサービスで

    ・・・
    せめて一日 せめても一日
    紅さす人に ディサービスで

    ・・・・
    せめて一日 せめても一日
    青春の歌を ディサービイスで

 一日一日を大切に生きている想いが、素直に伝わる歌詞である。

 

 
| - | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0)
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< June 2016 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
『100万回生きたねこ』
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE