藤本すすむブログ「100万回生きたねこ」

晩夏レンチャンライブ 四谷コタン



  夕日が静かに落ちてゆく 星がかすかに見えてくる
  祭りの提灯風に揺れ 河畔を埋めた人の影
  打ち上げ開始の合図と共に 
  花火師たちが 今 火を点けた
  故郷の大地に響き渡れ 感謝を勇気を 高らかに
  真夏の夜空に花開け 夢よ祈りよ 日本の花火

  しだれ花火の降り注ぐたもと 見上げる人々の幸せを
  真夏の夜空に花開け 夢よ祈りよ 日本の花火

 行く夏を惜しみ、まずは花火の歌から。
 
 今回のコタンは、私に中国の歌と中国語の接点をもたらせてくれた、留学
生・小麟さんの送別ライブ。その縁となった「送別」を、少し彼女のために
書き換えた日本語訳の朗読の後、心をこめて中国語で。

             送別

 町外れの古びた道には 草花の緑がどこまでも続いている
 夕風が かすかな笛の音のように 柳の枝を揺らし
 夕日が 山の彼方に沈もうとしている
 天の果て 地の隅に 親友といえる人は どれだけ居るだろうか
 人生では 楽しく出会える人も得がたいものだが 別れは数え切れない

 もうすぐ日本を去り 中国へ帰ろうとしている君
 一緒に歌い 旅をし 花火を見たことが 今は少し切ない思い出だ
 天の果て 地の隅で こんなに親しくなれたのは奇跡的なことだろう
 またきっと会おうね 今宵は君と 名残の酒で乾杯しよう
 別れを告げた後の 眠りの中では 見る夢もきっと寒々しているだろう

                             再見!


 
| - | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0)
晩夏レンチャンライブ 国立はっぽん



 はっぽんライブに、遠くから初めて見えたお客様もいらしたので、
1部、2部ともたっぷり1時間ずつ歌った。
 はっぽんでは通しリハをするので、4時間歌ってたことになる。
おまけに熱唱型なので相当なエネルギーの消耗である。「元気ですね」
といわれるのは嬉しいが、まだまだ鍛えないといけないのだ。

 今日は2部のステージ衣装が評判良かった。いつもシンプルな衣装だ
が、女性客はステージ衣装にも興味があるんだなと思った。
 フェイスブックで、「明日のコタンも今日のステージ衣装を見たい
です」と、衣装のリクエストがあった。

 「幸せなら手をたたこう」を前回、トルコ語、中国語、英語でも歌っ
たが、今回はスペイン語バージョンをプラスした。どの国の言葉で聴い
ても歌っても楽しくなる歌である。

 戦後70年、また安保法案が問われている夏である。戦争にまつわる
「カタクリの花」を久々全編、「パルチザン」、「砂川の赤とんぼ」
など20曲ほど歌った。

 
| - | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0)
8月ライブのご案内

 猛暑が続いているが、明日は暦の上では立秋。
夕方には少し涼しい風も吹き、晩夏を感じさせる。
秋のライブに備え、そろっと気分を引き締めて・・・
 
| - | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0)
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