藤本すすむブログ「100万回生きたねこ」

はっぽんライブ  サンタクロース



 今年最後のはっぽんライブ。クリスマスと重なったので、「きよしこの夜」の
メロディーに乗せ、こんな文を朗読した。

          サンタクロース

    サンタクロースの伝説は、4世紀のトルコ、
    地中海のほとりの村デムレで始まった
    キリスト教の司教、後の聖ニコラスが
    結婚持参金のない村の娘たちに
    自分の名を隠し、プレゼントを贈ったのだ
    彼はコインの入ったバッグを煙突から落とした
    その「天からの贈り物」で
    村の娘たちは嫁いでゆくことができたのである

    サンタクロース、トルコ語で「ノエル・ババ」

 2010年のトルコ「アンタルヤ・マルマリス日本文化祭」で、地中海の街アンタ
ルヤからマルマリスへのバス移動の途中、デムレで降り、聖ニコラス教会を訪ねた。

 セルジュク・トルコがイスラム教で支配する11世紀中ころまでは、キリスト教の
国だったのだ。
 トルコの東には、預言者アブラハムが生まれた街シャンルウルファがあり、
エーゲ海に面した遺跡の街エフェスから山へ入ったところに聖母マリアの終の棲家
といわれているところもある。 

 今日のライブでは、サンタクロースに思いを馳せ、時空を越えたさまざまな歌で構
成した。
スペイン北部のキリスト教の巡礼地・カミーノをテーマにした「わが青春のロマネス
ク」、初めての海外の旅だったタイでのカルチャーショックを歌った「ドリアン」、
漢詩の朗読から始まる「村居偶成」、猫の輪廻転生をテーマとした絵本を歌にした
「100万回生きたねこ」、フォークソングの元祖PPMの「PUFF」,宇宙的なラブソング
「オリオンの夢」、理想的な死に方を歌った「サツマイモの詩」、家族や恋人を守るた
め戦いに行く男の歌シャンソン「パルチザン」、ジャズのビリーホリデーが歌ったもの
を自分なりに日本語訳し作曲した黒人差別を告発する歌「奇妙な果実」・・・・

 歌い始めた若い頃からの応援者であるT氏に、「70歳になったらどんな歌を歌うか楽
しみにしてるよ。そのためには元気でいないとね!」と暖かいメッセージをもらった。

一歩一歩 歌を歩く 風の靴を履いて

 
 
| - | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0)
酒蔵へ


 学生時代の呑み友達と拝島駅からタクシーで5分、多満自慢の石
川酒造をたずねた。

 昨夜の日本酒が残っていたが、7時過ぎに近くの小学校へ選挙に
行き、また少し眠り、約束の10時に間に合うようバタバタ身支度を
し出かけた。

 日本酒を呑むときは、新潟の酒がほとんどで、あまり多満自慢は
呑まないので、「多摩」でなく「多満」であることを改めて知る。
「多摩の心をうたいつつ、多摩の自慢となるよう、多くの人たちの
心を満たすことができたら」という願いをこめて命名されたのだと
いう。

 明治20年から2年間「日本ビール」の銘柄でビール製造にも着手
した歴史が有り、最近は「多摩の恵」という地ビールも出している。
 蔵見学の後、試飲させてもらった3種類の銘柄の日本酒が、五臓
六腑に染み渡る。

 今日のメインは、日本酒で新蕎麦を食べようという企画。福生まで
落ち葉の遊歩道を歩き、福生の蕎麦屋にたどり着いた。
 そこでも「嘉泉」など多摩の酒を呑む。友達も「大丈夫?」と声を
かけたくなるくらい、蕎麦を2枚平らげ酒を呑んでいた。

久々の日本酒の二日間。ちょっと寒気もし、胃の調子も悪く、帰宅し
てすぐ布団に入り十分睡眠をとった。

日本酒の呑みすぎは、やはりアブナイ!
 
| - | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0)
国立のイルミネーション


 もう12月なんだなー。国立の大学通りのイルミネーションが眩しいくら
いきれいだった。

 夕方6時から立川新潟県人会の忘年会で呑み、国立に着いた10時ころは、
すっかり酩酊状態。忘年会で花びらを浮かべ大きな杯で日本酒の廻し呑み
をし、その後に、じゃんけんで負けた人の次の次に座っている人が杯で一
気呑みをするゲームをしたのだが、私の前の前の人がじゃんけんに弱く何
度も負けたため、私がずいぶん日本酒を呑む羽目になったのだった。

 少しうつろな意識で見るイルミネーショが、なんともきれいで、携帯で
パシャ! 写真までぼけて映っていた。

 その後国立駅前のカウンターバー「レッドトップ」に行き、ジンライム
を2杯。懐かしい人や、俳句の仲間と話したのを覚えているが、後半は何を
話したかも思い出せず、どうにかこうにか帰宅した。

 先日も、池袋で日本酒を呑み、電車を乗り過ごし八王子まで眠ってしまっ
た。やはり日本酒の呑みすぎはアブナイ!
| - | 19:54 | comments(0) | trackbacks(0)
CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< December 2014 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
『100万回生きたねこ』
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE