2012.02.24 Friday
はっぽんライブ 二月のインド
ブッダガヤーで悟りを開いたブッダは、説法をするために260キロのベナレス
への道を1ヶ月かけて歩いた。そして、ベナレスの郊外サルナートで5人の弟子に
はじめての説法をするのだ。初転法輪である。
ブッダガヤーを参拝し、スジャータ村を出た私たちは、ベナレスへ向かった。バ
スで約6時間の旅。車窓から見える景色は、ずっーと菜の花畑・・・・・
二月のインド
作詩・作曲 藤本すすむ
二月のインドは 菜の花畑
バスに揺られ どこまでも菜の花
牛飼いの少年 赤いサリーの女
ゆるやかな 鮮やかな インドの春
バスに揺られ どこまでも菜の花
ベナレスに向かって 西へバスは走る
菜の花畑が 暮れなずむ春の日
夕陽の祈りは オレンジマリーゴールド
たどり着く術知らない 真理のように
菜の花畑が 暮れなずむ春の日
菩提樹の陰で 悟り開いた仏陀は
ベナレスへのこの道 歩いていたのだろう
菜の花になって 紅い夕陽になって
人として生きるべき道 伝えるために
ベナレスへのこの道 歩いていたのだろう
二月のインドは 菜の花畑
バスに揺られ どこまでも菜の花