2018.03.01 Thursday
3月のライブ 桜の季節に「平和を紡ぐ歌」
大雪と寒さの一・二月が去り、今年も三月となった。だが今日は、朝から
冷たい雨と暴風の春の嵐。三寒四温の日々が続き、桜の季節が訪れるのだろ
う。東京に桜が咲く頃、2回目のみほこんとのジョイントライブ「平和を紡
ぐ歌」を行う。
二月は、新春コンサートに続き、羽衣町の老人会、コタン・はっぽんの定
期ライブ、かけこみ亭「共謀」コンサート、知人の会社の25周年ライブパー
ティーのへ出演と、歌う機会がたくさんあり、それぞれこれからの新しい歌
の歩みにつながるものとなった。そんな気分で三月を行く。
三月になると思い出す歌がいくつかある。
毎日のように詩を書き歌を創っていた20代中ごろの山谷荘時代。アパートの
隣の部屋の住人、卒業間近の美大生だったY君の様子を見て、こんな歌を創
った。
三寒四温
石油ストーブの臭いが いっぱいに立ち込める部屋
男はこの先どう生きようかと 力無く首をうなだれて
描きかけのキャンバス 油絵も乾ききって
男は自分が見えなくなったと 鏡の中を見てばかり
冬がひとつサヨナラ 春がひとつコンニチハ
冷たい雨の次の日は 暖かな風が吹くような
季節も乱れる春先に うまく青春終えられず