2020.09.14 Monday
今日の一句 ほろ酔いの句会の帰り虫の声
(国立 ビブリオ)
昨日は、半年ぶりに俳句の会に参加した。句会の名前を「ほんやらなまず
句会」という。2月に亡くなった関頑亭さんの甥・マスオさんが主宰してい
たことから頑亭さんの絵画や彫刻のモチーフであったナマズから命名したと
いう。「ほんやら」は、国分寺にあるフォークシンガー・中山ラビさんの店
「ほんやら洞」に由来するのかは定かでない。ラビさんの話も良く出るので
、おそらくそうなのだろう。
「ほんやらなまず句会」は1994年(平成6年)の発足というから、約25年
の歴史を持つ。私は還暦になった時「俳句を始めよう」と、ある酒場での知
人の紹介でナマズ句会の門をたたいた。6年になるが、私が一番の新参者。
2時間ほどの句会の後に、呑み会がまた2時間。昨日は久しぶりだったの
で、呑み会ではビール、球磨焼酎、日本酒を呑み語らった。酔っぱらい眠り、
中央線の東京・高尾間を往復したこと、高尾からの白タクの料金を踏み倒し
たこと、集金した会社のお金をバッグごと無くしたことなど、酒の失敗談に
盛り上がった。
「来月は、ギターを持ってきて歌ってください」と言われ、かなり気分よ
く酔っていたので、即「いいですよ」
「風の良寛」を口ずさんでいた人もいたので、さらに気持ち良くなってしま
った。
句会の会場は、国立駅前のビブリオで、昔は銭湯だったという。時々フォ
ークライブ会場、ギャラリーとしても使われている。句会は月に1度の楽しみ
である。
ほろ酔いの句会の帰り虫の声
源求馬
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