藤本すすむブログ「100万回生きたねこ」

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今日の一句  朝顔や梅雨明けどんな八月に 

                    (第五福竜丸展示館 江東区夢の島) 

 

  日本の漁夫は勇敢な若者だった

  日本の漁夫は海で雲に殺された

  太平洋の黄色い夕べの出来事

  彼の仲間が僕に歌ってくれた歌だ

 

  おれたちは魚をつかまえた 食う人は死ぬぞ

  おれたちにさわるひとは死ぬぞ

  おれたちの船は黒い柩

  船にのるひとは死ぬぞ

 

  ・・・・

 

  おれたちの船は黒い柩

  この海は死の海

  おおい にんげん! きみらはどこへ?

  きみらをおれは呼ぶ!

  おれはきみらを呼ぶ!

 

        「日本の漁夫」ナーズム・ヒクメット(訳 中本信幸)

 

 1954年3月、太平洋ビキニ環礁で米国の水爆実験の死の灰を浴びた第五福竜丸。

トルコの国営テレビ局が「詩人・ナーズム・ヒクメットの日本」をテーマに取材

に来たとき、ヒクメットの詩を日本語に訳詩した詩人・中本信幸さんと共に、夢

の島の展示館を訪ねた。中本さんの解説に続いて、私が「日本の漁夫」を朗読し

た。2009年8月のことである。

 

 

    朝顔や梅雨明けどんな八月に

                          源求馬

 

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